会社情報

トップメッセージ

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
さて、2022年3月1日から2023年2月28日までの第37期の営業概況についてご報告申しあげます。
当期における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症に係る行動制限が緩和されたことにより、飲食店の時短要請が解除されるなど、段階的に経済活動が正常化しつつあったものの、7月以降の変異株による感染者急増により人の流れ・個人消費に落ち込みが見られ、さらに原材料価格や光熱費の上昇及びウクライナ情勢の長期化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
在宅勤務の浸透やインバウンド需要の消失で外食需要が低迷しており、店舗においては夜間の需要が戻らず、営業時間の短縮等の厳しい経営環境が続いております。
このような環境の下、当社は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために社内ルールの周知徹底に努めながら従業員の労働時間の短縮、設備投資抑制による資産の圧縮、人件費や家賃等の販管費の圧縮、金融機関からの資金の調達等事業活動継続のための施策を実施してまいりました。店舗においては混雑回避や飛沫防止対策の実施、従業員の健康管理とお客様の安心・安全の確保に努めております。また、全業態で宅配サービスを導入し、「出前館」、「UberEats」と連携し、新たな売上の獲得に注力するほか、2022年10月に一部価格改定を実施し収益性の改善に取り組んでおります。

当期の店舗展開につきましては、新規出店が4店舗、閉店が4店舗となり、期末の店舗数は116店舗となりました。
これらの結果、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が顕著になった2020年2月以降、来店客数は減少したものの、当期の売上高は9,888百万円(前期比13.5%増)、営業損失は593百万円(前期は営業損失1,294百万円)、経常損失は204百万円(前期は経常利益144百万円)、当期純損失は447百万円(前期は当期純利益60百万円)となりました。

株主の皆様におかれましては、引き続き当社事業へのご理解とともに継続的なご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。

代表取締役社長 大平 毅

ページの先頭へ移動